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TOMIX ファイントラックのレイアウトプラン5選|配線図と部品表つき

TOMIX ファイントラックのレイアウトプランを、棚に置ける小さな板から複線の立体交差まで5案紹介します。配線図と部品表、規格の考え方、似合う情景も解説します。

TOMIX ファイントラックのレイアウトプラン5案の配線図を、紺の地に色分けして路線図のように並べた画像

TOMIX のファイントラックは、公式の案内で国内で最も薄い道床付きレールとされていて、畳や床、ジオラマの上に手軽に置ける線路です。140mm の直線を基準に規格がそろっているので、基本セットから線路を足していくだけで、大きなレイアウトへ広げていくことができます。

この記事では、棚に置ける小さな板から複線の立体交差まで、大きさの違う5案を線路の記号と継ぎ目を入れた配線図と部品表つきで紹介します。KATO ユニトラックで組むときの図と部品表も用意しましたが、はじめて開くと KATO の図が表示されるので、TOMIX で組む方は記事の中のボタンで TOMIX に切り替えてください。

プランの一覧

板の大きさ

プラン

定価の目安(TOMIX)

定価の目安(KATO)

884×562

小判と2本の行き止まり線

17,000円

13,000円

1790×525

細長い小判と小さなヤード

38,000円

36,000円

1785×784

ひとひねりの鉄橋と斜めの駅

55,000円

48,000円

1800×900

複線の8の字立体交差

63,000円

51,000円

2400×1200

大きく広げた複線の8の字

78,000円

64,000円

金額は線路とターンテーブルをパック単位で買ったときの税込定価の合計の目安で、パワーパックや板、高架に使う橋脚は含みません。定価は変わることがあるので、購入前に確認してください。

884×562mm から 1785×784mm までの3案は TOMIX の資料に載っている配線、1800×900mm の案は TOMIX の作例の配線をもとに図を描き直したものです。1800×900mm の案は勾配と高さを見直し、高架の区間を高架橋付レールにしています。2400×1200mm の案は、その案を大きな板に広げたテツモ考案のプランです。KATO の図は、同じ配線を KATO の線路に置き換えたものです。

TOMIX 公式の配線の例は、レールの発展例で見ることができます。基本セットにどのセットを足すとどんな形になるのかがわかるので、線路を買い足す順番を考えるときの参考になります。

ファイントラックでプランを考えるときの寸法

ファイントラックの寸法は、公式の案内によると140mm の直線が基準で、これは車両およそ1両分の長さです。半径280mm のカーブもその2倍から決められています。線路の幅は18.5mm で、その2倍の37mm が複線の間隔、3倍の55mm が島式ホームなどを挟むときの間隔になります。

カーブの半径は37mm ずつ違うので、C317 の内側に C280 を置けば、そのまま37mm 間隔の複線のカーブになります。KATO ユニトラックの複線は間隔が33mm なので、同じ配線でも線路の位置や本数は少し変わります。

線路はワンタッチで組み立てと分解ができるので、床に広げて試し、形が決まってから板に固定する進め方にも向いています。高架には高架橋付レールのグループが用意されていて、このあとの複線の2案でも高架の区間に使っています。

配線図の読み方

ここから先の配線図では線路1本ごとに色の濃さを変え、継ぎ目に短い線を引いているので、どこで線路がつながるのかがひと目でわかります。線路のそばの文字はその線路の記号で、「S280」なら長さ280mmの直線、「C280-45」なら半径280mmで45度のカーブです。「HS」「HC」で始まる記号は高架橋付レールで、線路の端の「E」はエンドレールを表します。

青い線路は坂の区間や高架です。坂の始まりと終わりの継ぎ目には青い「>」「<」の印があり、印の先が向いている側が坂の区間で、そばの数字がその地点の高さを示します。図を押すと大きく開くので、細かな記号はそこで確かめてください。記号と品番の対応は、図の下の部品表にまとめています。

小さな板と棚に置くプラン

板が小さいときは、輪を1つ敷いたうえで行き止まりの線をどう足すかが、プランの性格を決めます。

小判と2本の行き止まり線

単線の小判の上下から、行き止まりの線を1本ずつ出した平らなプランです。TOMIX の図では、片方に半径280mm から30度で分かれる電動ポイント N-PL280-30 を使っているので、行き止まりの線が小判の内側へ斜めに深く入っていきます。KATO の図は別のポイントで組んでいるので、線の形が少し違います。

線路の総延長は約3m で、ポイントは2個です。行き止まりの線に列車を1本ずつ置けば、輪を走る列車を交代させながら運転できます。

KATO

TOMIX

線路の本数

18本

18本

ポイント

2個

2個

最小半径

R249

R243

最急勾配

なし

なし

線路の定価の目安

13,000円

17,000円

似合う情景とストラクチャー

内側へ斜めに入る線は、小さな車庫や貨物の積み場に見立てると、狭い板でも列車が休む場所ができます。輪の外へ出る上の線はホームを添えた小さな駅にして、駅前に商店を2、3軒並べるだけでも、小さな町の入口らしくなります。

残った内側の空き地には、畑と農家、1本の大きな木を置くくらいで十分です。少ない要素で埋めるほうが、この大きさの板では列車の動きが目立ちます。

KATO ユニトラックの配線図と部品表

小判と2本の行き止まり線のKATO ユニトラック配線図。884×562mmの板に線路の記号と継ぎ目を記載

記号

品番

本数

EP481-15L

20-220

2本

R249-45

20-100

8本

S186

20-010

3本

S124

20-020

1本

S62B-A

20-046

2本

R481-15

20-160

2本

TOMIX ファイントラックの配線図と部品表

小判と2本の行き止まり線のTOMIX ファイントラック配線図。884×562mmの板に線路の記号と継ぎ目を記載

記号

品番

本数

N-PL280-30

1274

1本

N-PL541-15

1272

1本

C243-45

1855

8本

S280

1802

1本

S158.5

1806

2本

C541-15

1853

1本

S140

1801

1本

E

1421

2本

S70

1804

1本

細長い小判と小さなヤード

奥行き525mm の細長い板に、単線の小判を敷いたプランです。上下の直線に待避線があり、右上のポイントからは内側へ斜めに2本の行き止まりの線が伸びて、小さなヤードになります。奥行きが小さいぶん棚の上や壁際に置きやすく、平らなので組み立ても手軽です。

TOMIX の図には、解放ランプ付レール M70 が3本入っています。公式の案内では、永久磁石を埋め込んだレールで Mカプラー付きの機関車のカプラーを解放できる製品です。ヤードと待避線にこのレールが入っているので、そこで機関車と貨車を切り離す運転を組み込めます。KATO の図には入っていません。

KATO

TOMIX

線路の本数

43本

47本

ポイント

6個

6個

最小半径

R249

R243

最急勾配

なし

なし

線路の定価の目安

36,000円

38,000円

似合う情景とストラクチャー

入換のできる配線なので、貨物駅の情景が向いています。斜めのヤードに倉庫とコンテナ置き場、貨物ホームを置くと、貨車を動かす理由が風景から伝わってきます。

待避線のある手前の直線は小さな交換駅にして、ホームと駅舎を置きます。板の奥行きが小さいので、背景の壁に近い奥の直線に沿って工場や倉庫の建物を並べると、線路の向こうに町が続いているように見えてきます。

KATO ユニトラックの配線図と部品表

細長い小判と小さなヤードのKATO ユニトラック配線図。1790×525mmの板に線路の記号と継ぎ目を記載

記号

品番

本数

EP481-15L

20-220

3本

EP481-15R

20-221

3本

S248

20-000

13本

R249-45

20-100

8本

S29(セット 20-091)

20-091

1本

S38(セット 20-092)

20-092

1本

S64

20-030

3本

S186

20-010

1本

S124

20-020

1本

S62

20-040

1本

S62B-A

20-046

2本

R481-15

20-160

4本

R249-15

20-101

2本

TOMIX ファイントラックの配線図と部品表

細長い小判と小さなヤードのTOMIX ファイントラック配線図。1790×525mmの板に線路の記号と継ぎ目を記載

記号

品番

本数

N-PR541-15

1271

3本

N-PL541-15

1272

3本

S280

1802

11本

C243-45

1855

8本

M70

1521

3本

S72.5

1803

8本

C541-15

1853

4本

C280-15

1854

2本

S140

1801

2本

E

1421

2本

S70

1804

1本

単線の立体交差のプラン

立体交差を入れると、1本の線路が板の上で2度違う表情を見せるようになります。

ひとひねりの鉄橋と斜めの駅

単線が左上の輪で坂を上がり、TOMIX の図では上路ガーダーとトラスの鉄橋で斜めに地平の線路を越えて、右の輪を下りて戻ってくるプランです。交差の高さは TOMIX の図で約51mm、KATO の図で60mm です。下の直線に待避線があり、板を斜めに横切る線の駅からは行き止まりの線が4本分かれます。

最急勾配は TOMIX が4%、KATO が4.1% で、ポイントは6個あります。周回と入換の両方を楽しめる、この記事でいちばん運転の要素が多いプランです。

KATO

TOMIX

線路の本数

65本

64本

ポイント

6個

6個

最小半径

R249

R243

最急勾配

4.1%

4%

線路の定価の目安

48,000円

55,000円

似合う情景とストラクチャー

主役は板の中央を斜めに渡る鉄橋です。その下に川を流すか、地平の線路を切り通しに通すと、高さの違いがはっきり伝わります。坂を上る左上の輪は、山を1つ置いて線路が斜面を巻いていくように見せると、無理のない上り方に見えてきます。

斜めの線の駅には、2本ずつ分かれる行き止まりの線があります。片側を貨物の側線、もう片側を車庫に見立て、駅の周りに町を集めると、山の麓の拠点の駅らしくなります。斜めに走る線路が板の直線を崩してくれるので、建物の向きも線路に合わせて少し振ると、情景に動きが出ます。

KATO ユニトラックの配線図と部品表

ひとひねりの鉄橋と斜めの駅のKATO ユニトラック配線図。1785×784mmの板に線路の記号と継ぎ目を記載

記号

品番

本数

EP481-15L

20-220

3本

EP481-15R

20-221

3本

S30(セット 20-606)

20-606

1本

S248

20-000

10本

S38(セット 20-092)

20-092

5本

R282-45

20-110

7本

R249-45

20-100

6本

S124

20-020

7本

S62B-A

20-046

4本

S45.5(セット 20-091)

20-091

1本

R481-15

20-160

5本

R315-45

20-120

2本

S62

20-040

4本

R282-15

20-111

3本

S78S

20-050

1本

S64

20-030

1本

S29(セット 20-091)

20-091

2本

TOMIX ファイントラックの配線図と部品表

ひとひねりの鉄橋と斜めの駅のTOMIX ファイントラック配線図。1785×784mmの板に線路の記号と継ぎ目を記載

記号

品番

本数

E-PC(LED)

1428

4本

N-PR541-15

1271

2本

N-PL541-15

1272

2本

N-PR280-30

1273

1本

N-PL280-30

1274

1本

S140上路ガーダー

3255

1本

C280-45

1851

7本

C243-45

1855

6本

S280

1802

8本

S280トラス

3030

1本

S70

1804

5本

S33(セット 1099)

1099

3本

C317-45

1852

2本

S158.5

1806

2本

C541-15

1853

3本

C280-15

1854

3本

S140

1801

4本

S72.5

1803

4本

S99

1805

4本

G70-W

1671

1本

複線の立体交差のプラン

複線で8の字を組むと、2本の線路が鉄橋で交差する大きな見せ場が生まれます。

複線の8の字立体交差

複線の8の字を畳1枚ほどの板に収めたプランです。単線2本はそれぞれ閉じた輪になっていて、中央の交差を境に内側と外側が入れ替わります。交差は線路ごとに1本ずつ、計2本の鉄橋で越えます。左の外周で高さを上げ、TOMIX の図では58mm、KATO の図では60mm の高さで交差を渡り、上の直線で下りてきます。

最小半径は C280 で、最急勾配は TOMIX が4% です。高架の区間には高架橋付レールを使っています。8の字の中央には N-PX280 があり、内外の線を行き来させることができます。

KATO

TOMIX

線路の本数

81本

83本

ポイント

3個

3個

最小半径

R282

R280

最急勾配

3.8%

4%

線路の定価の目安

51,000円

63,000円

似合う情景とストラクチャー

2本の鉄橋が並ぶ中央の交差がこのプランの見せ場です。交差の下に川を流し、鉄橋の両側に土手を作ると、板の中央に大きな奥行きが生まれます。

8の字の2つの輪は地平に近いので、片方を町、もう片方を田園にすると、高架の複線が2つの土地をまたいでいるように見えてきます。高架の下には道路を通し、手前の直線の区間に小さな駅を置くと、列車が高架から地上へ降りてきて駅に着く流れができます。

KATO ユニトラックの配線図と部品表

複線の8の字立体交差のKATO ユニトラック配線図。1800×900mmの板に線路の記号と継ぎ目を記載

記号

品番

本数

R315-45V

20-520

10本

R282-45V

20-510

10本

WX310

20-210

1本

S248V

20-400

8本

S248

20-000

13本

R315-45

20-120

10本

EP481-15L

20-220

1本

EP481-15R

20-221

1本

R282-45

20-110

10本

S248T

20-430

2本

S186V

20-410

2本

S124V

20-420

2本

S124

20-020

3本

S62B-A

20-046

2本

R481-15

20-160

4本

S64

20-030

2本

TOMIX ファイントラックの配線図と部品表

複線の8の字立体交差のTOMIX ファイントラック配線図。1800×900mmの板に線路の記号と継ぎ目を記載

記号

品番

本数

N-PX280

1247

1本

HC280-45-PC

1871

10本

HC317-45-PC

1872

10本

HS140-PC

1821

9本

C280-45

1851

10本

C317-45

1852

10本

S280トラス

3030

2本

N-PR541-15

1271

1本

N-PL541-15

1272

1本

HS280-PC

1822

2本

S280

1802

8本

S280-PC

1012

1本

S158.5

1806

2本

C541-15-PC

1193

3本

C541-15

1853

1本

S140-PC

1011

1本

S140

1801

3本

E

1421

2本

S70

1804

2本

S99

1805

4本

大きく広げた複線の8の字

上の案を2400×1200mm の板に広げたプランです。形の考え方は同じですが、線路が長くなったぶん坂がゆるくなり、最急勾配は TOMIX で3.6% に下がります。8の字を板の右に寄せたので、右上には行き止まりの線が2本伸び、左には大きな余白が残ります。

高さは TOMIX の図で58mm、KATO の図で60mm です。坂がゆるいぶん、畳1枚の案より長い編成に向いています。線路が増えるので定価の目安も上がりますが、形を変えずに大きな板へ移せる例として参考になります。

KATO

TOMIX

線路の本数

116本

117本

ポイント

3個

3個

最小半径

R282

R280

最急勾配

3.8%

3.6%

線路の定価の目安

64,000円

78,000円

似合う情景とストラクチャー

左側の余白は、このプランならではの使いどころです。ここに大きな町を作り、右の8の字を山と川の景色にすると、都市と山あいを結ぶ複線の幹線に見えてきます。

右上の2本の行き止まりの線は、貨物の積み場や電車の留置線に向いています。線路の途中の列車を休ませておく場所になるので、そばに小さな建物を添えると、走っていない列車にも役割が生まれます。

KATO ユニトラックの配線図と部品表

大きく広げた複線の8の字のKATO ユニトラック配線図。2400×1200mmの板に線路の記号と継ぎ目を記載

記号

品番

本数

S248V

20-400

16本

R315-45V

20-520

10本

R282-45V

20-510

10本

WX310

20-210

1本

S248

20-000

15本

R315-45

20-120

10本

EP481-15L

20-220

1本

EP481-15R

20-221

1本

R282-45

20-110

10本

S248T

20-430

2本

S64

20-030

9本

S124V

20-420

4本

S45.5(セット 20-091)

20-091

2本

S38(セット 20-092)

20-092

2本

S186V

20-410

2本

S62V

20-440

2本

S186

20-010

3本

S62

20-040

4本

S62B-A

20-046

2本

R481-15

20-160

4本

S29(セット 20-091)

20-091

6本

TOMIX ファイントラックの配線図と部品表

大きく広げた複線の8の字のTOMIX ファイントラック配線図。2400×1200mmの板に線路の記号と継ぎ目を記載

記号

品番

本数

HS158.5-PC

1826

14本

N-PX280

1247

1本

HC280-45-PC

1871

10本

HC317-45-PC

1872

10本

HS99-PC

1825

6本

C280-45

1851

10本

C317-45

1852

10本

HS140-PC

1821

6本

S280トラス

3030

2本

N-PR541-15

1271

1本

N-PL541-15

1272

1本

S280

1802

11本

HS280-PC

1822

4本

HC541-15-PC

1876

3本

S158.5

1806

5本

S99

1805

6本

S33(セット 1099)

1099

2本

C541-15

1853

1本

E

1421

2本

S72.5

1803

4本

S70

1804

4本

S18.5(セット 1099)

1099

4本

あなただけのレイアウトプランを作るには

テツモAI で仕上げた都会のレイアウトの全景

ここまでのプランをそのまま組むのも楽しいものですが、自分の部屋に合わせて少し変えたくなることもあるはずです。テツモAI はNゲージのレイアウトを設計するソフトで、この5案を含む1,213件のテンプレートを開いて編集することも、白紙から自分の配線を作ることもできます。

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  • 操作:マニュアルなしで直感的に操作でき、3Dでも確かめられます。
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予価は買い切り3,500円(税抜、税込3,850円)で、AIは従量制の利用クレジットです。